ゴルフのお得な話
時間がない、お金がない、場所がない、そんなに打つだけの体力もないのが一般のゴルファーの現実である。
では、補うにはどうすればよいのか。
まず、技術を習得するための練習と、プレーのコンディション調整のための練習を区別しなければならない。
ここでは、運動を長期に記憶し、技術の習得を狙う練習法について話したい。
「できた!」と思って、別の運動をすると、運動の記憶は定着しない。
5番アイアンの練習で良い感じで打てるようになってもそれでやめずに、その日の練習は5番アイアンに徹することが、長期の記憶のためには有効である。
5番アイアンのナイスショットのすぐあとに、ドライバーでガンガン打つ練習をすると、5番アイアンの記憶の薄れ方が早まる。
ラウンド前日や直前の練習では、さまざまなクラブで打つこともよいであろうが、技術を習得する過程の練習では、1つのクラブに集中するほうがよい。
プロはそのようなトレーニングをしている。
あえて別のクラブの練習に移るときには、前のクラブでの練習との間に休憩を入れると少ない練習で、長期の記憶を高めるためにはイメージトレーニングが有効である。
良いショットが出たときに、すぐに次のショットを打つのではなく、良いショットを思
い出して、そのイメージを心の中で反別するのである。
次のショットに入る前に、もう一度イメージを描き、そのイ。
メージに従って運動を開始するようにする。
あるいは練習場を離れても、良いショットのイメージを描いてみる。
肝心なことは、このような練習は一度だけでは、やっても効果は見られないことである。ひと月やっても効果は明らかではないであろう。
だが、半年続ければ、何も考えない練習とは格段に差が出てくる。
そこまでの我慢ができるか、そこまで執着することができるかが、上手な人と今一歩の人の違いなのである。
できた! わかった! これで開眼、と思ったのに、次の日になったらまた駄目になった。
なぜだろう。
自分はやっぱり運動のセンスがないのだろうかと、落ち込んではいけない。
人間の運動の記憶はそのようにできているのだ。
わかったと思ったときには、良いスイングの記憶は「短期記憶の神経回路の中にとどまっているにすぎない。
あれこれといろいろなクラブを練習せずに、1本に集中することが有効である。
また良いショットが1打出るごとに、その感覚イメージを心の中で反復するイメージトレーニングを併用することが、記憶の定着に役に立つ。
Pを打つ直前のゴルファーは何を考えているのだろうか。
プロや上級者の考え方と、サンデーゴルファーの考え方とでは、どんなところが違うのだろうか。
この問題については、さまざまなことがいわれている。
「プロはこれから実行すべきことを考え、サンデーゴルファーはやってはいけないことを考える」 われわれはあの池に入れたくないと考え、プロはどこにPを運んでいくかを考え、Pの着地点までの球筋をイメージする。
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